2020年01月09日

沖縄ボイトレ|地声で高い声が出したい!どうすればできる!?NO.1

沖縄ボイトレ|地声で高い声が出したい!どうすればできる!?NO.1




「高い声になるとひっくりかえる」
「裏声じゃないと高い声は出せない」

「地声で高い声がだせたらカッコいいのに!!」


高い声はガツンと地声感のある声で出したいですよね。


そこでやってしまうのが、無理やり地声でハリ叫んでしまう歌い方。

これをいくらやっても、高い声は出せませんし、ギリギリ出せたとしてめちゃくちゃ辛い&喉を傷める原因になります。


高い声でキーになるのは、「裏声」です。


裏声であれば、高い声がだせるこれが高い声のポイント!!


実は、地声感のある高い声とは、裏声の作用を使った声なのだ!(いわゆるミックスボイス!)

声というのは、喉ぼとけの中にある(女性も小さいけど喉ぼとけあるよ)小さなひだ、声帯によって作られます。

声帯は単独では機能せず、周りにある筋肉群によって動かされています。

声帯周りの筋肉群は複雑なので、あえて簡略に言うと


・地声の筋肉(しゃべり声の事)
・裏声の筋肉(ミッキーみたいな声)


まずは大きくこの二つに分けるとします。

ココで一言
裏声は、厳密にいうと、弱々しく息が混ざった声を指します。(別記事で説明していきます。とりあえず今はミッキー)



裏声を出してる時、地声を出してる時の体感は違うことをまずは確認しましょう。
元々コーラスをやっていた人は、しゃべり声そのものが裏声ポジションの人もいます。(女性に多い。これも別記事にします。)

地声の筋肉は声帯が緩み、裏声の筋肉は声帯にハリが生まれます。(ゴムがびよーんと伸びるイメージ)

声帯が伸び縮みすることで、音の高低差が生まれるのです。


高いキーになると声がひっくり変える、高い声になると裏声になってしまうという人は、裏声の筋肉をうまく使えるようにトレーニングしなくてはいけません。


地声感のある高い声は、地声の筋肉と裏声の筋肉が両方バランスよく作用しあっている声なので、地声の筋肉を抑えて裏声の筋肉の働きの比率を上げるトレーニングをします。

始めは弱い裏声から、徐々にしっかりした裏声と移行し、地声へと繋げていきます。


始めは弱い裏声からというのが大事なポイント。

例えば何か新しいことを始めるときって、ゆっくり練習しますよね。
テニスを始めよう!となったとき、ラケットの振り方もわからないのにラリーなんてできません。
まずはゆっくり素振り→ボールを打ってみる→慣れてきたらラリー

という順番で練習するはず。


歌も一緒です。声帯周りの筋肉はとても繊細なので、ゆっくりやらないとすぐバランスを崩しやすくなります。


ボイトレでは、発声のエクササイズでナチュラルにバランスをとりやすくしていきます。

自分でできる裏声練習方法で簡単なのが、ハミング(鼻歌みたいなやつ)です。
裏声自体が出せないという人も、ハミングを練習すればできるようになります。


①口を閉じた状態で、ゆっくりと鼻に抜けるようにhu~~~~と発声する
②何度か発声したら、ハミングを出している感覚を残したまま口を開けて、ha~~~~と発声する


1.2.を交互に繰り返し、慣れてきたら1.2の声両方とも使って歌詞なしで歌ってみます。
さらになれたら歌詞をつけてみましょう。

サビなどの高いところだけでなく、AメロBメロも同じように歌いましょう。高い音だけでなく、地声で出せる音域も裏声で歌えるようにすると、裏声筋と地声筋のバランスが取れるようになるからです。


と、ここまではほぼ裏声練習法といった感じ。

これだけでも歌いやすくなる、声が出しやすくなる人もいますが、地声感のある高音にしていくには、また別の工程があります!

これは次回にしましょう。

ではまた!!


ナチュラルトーン公式サイト>>https://www.naturaltone-okinawa.com/




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Posted by yumiko-n at 15:39│Comments(0)レッスン日記
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